Eigamuroのブログ

映画は映画館で観たい。なんで? &映画や旅等に関する雑学ノート

(株)シグロ

(株)シグロ
1986年設立。代表、山上徹二郎(1954年熊本県出身)。 ドキュメンタリー映画の製作配給を中心としていた。
が、1992年公開の『橋のない川』(東陽一監督)で劇映画製作。
以後、'96年、『絵の中のぼくの村』(東陽一)、
そして2000年代になると、
2001年『ハッシュ』(橋口亮輔)、
'03『わたしのグランパ』(東陽一)、
'06『松ケ根乱射事件』(山下敦弘)、
'07『ドルフィンブルー』(前田 哲)、 '08『ぐるりのこと』(橋口亮輔)と本編劇映画の製作が続く。

もちろん、ドキュメンタリー映画もあった。
以下、今、シグロで扱っているドキュメンタリー映画をざっとあげる。
『沖縄列島』('69・東陽一)、『やさしい日本人』('70・東陽一)、
水俣ー患者さんとその世界』('71・土本典昭)、『日本妖怪伝サトリ』('73・東陽一) 、『公害原論』('74・前田勝弘)、『水俣病ーその20年』('76・土本典昭)、
『無辜なる海』('82・香取直孝)、
『海盗りー下北半島浜関根』('84・土本典昭)、『ゆんたんざ沖縄』('84・西山正啓) 、『戦場の女たち』('89・関口典子) 、『老人と海』('90・ジャン・ユンカーマン)、『阿賀に生きる』('92・佐藤真)、『免田栄・獄中の生』('93・小池征人) 、『あらかわ』('93・萩原吉弘) 『まひるのほし』('98・佐藤真)

水俣ー患者さんとその世界』『日本妖怪伝サトリ』『公害原論』『海盗りー下北半島浜関根』などの製作は、青林舎。

シグロ。
なかなか興味深い会社だと思うのだが。どうだろう。
代表の山上徹二郎は、青林舎にいた人だった。
1981年に青林舎に入社。 '86年に独立、シグロ設立と共に、青林舎も改組。
そして、青林舎は、岩波映画製作所でプロデューサーをしていた高木隆太郎が設立。
岩波映画出身監督は、羽仁進土本典昭田原総一郎黒木和雄など。


香取直孝監督の『無辜なる海』、シグロで扱っていた。
http://cine.co.jp/list/2_18.html

http://cine.co.jp/detail/0026.html