Eigamuroのブログ

映画は映画館で観たい。なんで? &映画や旅等に関する雑学ノート

映画

『パリテキサス』

『パリ テキサス』(1984)をみた。きっかけは、藤原伊織の小説『遊戯』だった。ここに『パリ テキサス』が出てくる。それで、見てみたくなっていた。 ネット内でのビリヤードゲームをやっている本間は、そこで「パリテキサス」というアカウントネームの女性と出会った…

長谷川和彦、、、と村上龍

長谷川和彦という映画監督が、いた。あえて、「いた」と言ってしまう。 なぜなら、 1976年『青春の殺人者』で初監督、二作めが1979年『太陽を盗んだ男』 で、その後、長谷川和彦監督映画は一つもないから。 これは、まことに不思議だった。村上龍は、 『限り…

映画を観るということは

先日『映画館で映画を観ることは』 と、書いた。 けれど。それは、あくまでも、映画館が遠くて車で出かけて行かねばならない田舎に住んでいる私の場合だった。 シネコン。これは、映画館で観る環境がいいとは言い難い。上映時間をチェックしてその時刻に合わ…

映画館で映画を観るということは・・

想田和弘氏の 『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書)を読んだ。想田さんのドキュメンタリー映画は「観察映画」というもので、どうしてドキュメンタリー映画で、しかも観察映画なのか?というところの、解明が書いてある。テーマをきめない…

『終戦のエンペラー』

『終戦のエンペラー』(2012)を再見して。チョット変な感覚を覚えた。 『あ~~~造っているな~。』と。そして、出演者たちに実在感を感じた。現実に存在する人が俳優として演じているのだと確かに思えた。私は、幼少時の体験によって現実から逃げて内向した。 しか…

感覚(体験)、記憶

体験したことが、すべからく、その人の心身に影響を及ぼす、とは限らない、と思う。同じ時空間にいて、同じ体験を共有した者どうしであってもお互いの感覚記憶が同じにはならない様に、その人自身がどの様な状況でどの様なものを見て感じたかで、その人の記…

『デジャヴ』(2006)再見

製作、ジェリー・ブラッカイマー 監督、トニー・スコット 出演、デンゼル・ワシントン、ウ゛ァル・キルマー映画『デジャウ゛』(06) をみた、のだけれど・・・ 。。再見したけど、やっぱり解らない。 スッキリしないわけは、、いくつかあるけど、 ひとつに…

映画24区

『映画24区』という映画会社を知った。きっかけは、池田エライザという人が初映画監督したという映画情報を目にしたからだ。。『夏、至るところ』というその映画を製作したのが映画24区という会社だった。その映画情報にどうして目をとめたのか?は、もう思…

シネカノン

の設立代表者、李鳳宇、という人は、1960年京都市生まれ、 東京の朝鮮大学校卒業後フランスのソルボンヌ大学に留学(何を専攻していたかは不明)、帰国後、徳間ジャパンにて映画プロデューサーの道を歩みだしている。 なお、在日韓国人で、朝鮮籍から変更と…

『かもめ食堂』(2006)

これは、映画を先にみていた。 だから、色々、疑問があった、けれども、後に小説を読むことができて、それからDVDを買って再見したりして、それらは殆ど解消した。 で。以下、小説を読む前に書いたもの。―――――――――――― この映画には、私の興味をおおいにひく…

『劔岳/点の記』

『劔岳/点の記』(2009) これはもぉぉ~~~~… すごい。 願わくば、も少し、山の映像にひたっていられる様な、そんなじぃっくりした長さのシーンが、欲しかったなぁ。 俺としては、あ、この絵、もっと見ていたいのにぃ、てなとこが。 上映時間2時間19分。 ぜ…

『植村直己物語』(1986)

DVDで。上映時間二時間。だけど、、感動しました。 脚本が岩間芳樹と佐藤純弥。 やはりうまい、と思った。岩間芳樹、映画の方はさほど多くない。 植村直己という実在した人の人生を物語化する際、どこに焦点をあてるかが鍵になると思うが、この物語は、奥さ…

山岳映画。?

『エベレスト神々の山嶺』をみた際、 ツッコミどこいくつもあって、全くなんじゃこりゃ~~~って感じした(特に尾野真千子が山に向かって叫ぶとこ)ものだが。山岳映画と山岳アクション映画とがあると思う。 山岳アクション映画は、スタローンの 『クリフハンガ…

『めまい』関連

A・ヒッチコック監督の『めまい』、 特に、撮影技法に関して。 以前に、世界で初めてズームレンズ撮影された映画として、『夜の大捜査線』('67) をあげたことがあったのだけど。 それは間違いだった。 検索によるウィキペディアにあったものを、そのまま引…

『夜の大捜査線』、関連で

改めて、『夜の大捜査線』。1967年公開。 DVD買ってあったからまた見てみた。この映画に関しては、 映画の内容そのものよりも、この映画に関することどもの方のが、私にとってはより興味深いのだった。その一つが、映画でのズームレンズ撮影についてのこと。…

リトルショップオブホラーズ

『リトルショップオブホラーズ』 1960年 製作・監督、ロジャー・コーマン脚本、チャールズ・B・グリフィス 【 B級映画の帝王ロジャー・コーマンの異色作。低予算ながらカルト的な人気を得た。無名の頃のジャック・ニコルソンの、最初の「存在感」で有名】 で…

ロジャーコーマン

ロジャーコーマン。・・!ジャックニコルソンに関して調べていたところからだった気がする。 『カッコーの巣の上で』が好きだったし、『シャイニング』の、あの顔が忘れられないし、だったりして。 それから、『イージーライダー』をみて、ここに出てたジャ…

ジェリーブラッカイマーと

ジェリー・ブラッカイマー、 &ドン・シンプソン。 ジェリー・ブラッカイマーの方を重点に記す。 ジェリー・ブラッカイマー 1945.9.21~ ミシガン州デトロイト出身。 アリゾナ大卒後、NYシティの広告代理店でCM制作、コマーシャル・フィルム監督としてのキャ…

ジョエルシルバーと

ローレンス・ゴードン。 ジョエル・シルバー(1952年、ニュージャージー州生まれ。)、というと、なかなかの名物プロデューサーらしい。 ラフな服装や大声の早口で喋る(そして癇癪もち?)態度は、多くの映画会社幹部を怒らせてきた、そうだ。 が、ともかく…

海外(ハリウッド)の映画製作者たち

以前、アラン・パーカー監督を検索した時、製作にデビッド・パットナム(A・パーカーの映画初監督作品『小さな恋のメロディ』の製作者) と共に、 その後のアラン・パーカー監督作品の製作者に、アラン・マーシャルの名をよくみかけた。 『ダウンタウン物語…

映画製作者、中村賢一

『十九歳の地図』 のスタッフに、中村賢一の名をみた。 この名前が 私の記憶に留められるようになったのは、いつだったろう? 原田真人に関して書いてた時『ウィンディー』の製作にあり、その後に山田典吾氏について書いてたら『はだしのゲン/涙の爆発』に、…

映画製作者、中沢敏明

久しぶりに中澤敏明氏のお名前をみた。 http://cinefil.tokyo/_ct/17157671 この映画の企画で。まずは。同姓同名関連で。 名の方の字は違うのだけれど、中沢としあき、というと私の妹の旦那が同じ名なのだった。 そうして、『大鹿村騒動記』の製作者の中に中…

ATG

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1105877017&owner_id=3672419http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%89 日本アートシアターギルド…

(株)シグロ

(株)シグロ 1986年設立。代表、山上徹二郎(1954年熊本県出身)。 ドキュメンタリー映画の製作配給を中心としていた。 が、1992年公開の『橋のない川』(東陽一監督)で劇映画製作。 以後、'96年、『絵の中のぼくの村』(東陽一)、 そして2000年代になると…

岩波映画製作所

ウィキペディアとはてなキーワードーとでは、その情報に多少の違いがあった。ウィキペディアでは1949年の中谷研究室プロダクションの記述からあるが、岩波映画製作所としての発足は1950年からとしていいといえるはずで、従って、はてなキーワードでの情報を…

『YASU KUNI 』から

たまたま、『靖国YASUKUNI』というドキュメンタリー映画を見た。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%96%E5%9B%BD_YASUKUNIここに、協力プロデューサーとして 山上徹二郎の名前があった。 山上徹二郎氏は(株)シグロの代表取締役。http://cine.co.jp/こ…

ドキュメンタリー映画?『YASUKUNI 』

たまたま、ドキュメンタリー映画 『靖国YASUKUNI』(2008)をみた。配給にアルゴピクチャーズ、の会社名がある。 配給会社がどうしてアルゴピクチャーズになったのだろう?この映画をつくった李櫻(リイン。監督製作編集)(製作者には他に二人いるが)というひと…

アルゴピクチャーズ、から

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BAその、6人のプロデューサー。多賀英典については書いた。 私が注目したい(と思う)プロデューサー、以下三人。(勿論その他の…

『青春の殺人者』

映画監督石山昭信、関連で。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E8%80%85『青春の殺人者』(1976) 長谷川和彦、初監督映画。配給がATG。詳細はウイキとかを見てもらうとして。 私は、この映画のスタッフに関し…

山田典吾

1916.05.28 ~ 1998.05.14 私の記憶違いでなければ、山田典吾氏は東京神田の出身で、日芸卒業後、東宝入社。 現代ぷろだくしょん設立後、しばらくはプロデューサーだった。製作者として、『蟹工船』'53、『真昼の暗黒』'56、『夜の鼓』'58 。 1972年より、山…