Eigamuroのブログ

映画は映画館で観たい。なんで? &映画や旅等に関する雑学ノート

映画は映画館で観るもの??

映画は映画館で観るものだ!と思っているのは、もはや時代遅れと言われても仕方ない、のかもしれない。
そんな気がしている、この頃です。

今ではスマホだけしかもってないけど、PCをもってた時は、ユーチューブやギャオでみたこともあったが。。

田舎に住むようになって、すっかり映画館で映画みることから遠ざかってしまっている。
たまア~~に、シネコンへ出かけて行くことはある。
今ではもっぱらDVDばかり。それも、購入したもの。一番近い街場にあったツタヤはなくなってしまったから。

それで、気になるのが上映時間。
二時間をこえるものとなると、DVDではよほどおもしろくないとやはりキツくて、 映画館で観たかったなぁ、てのがけっこうあるわけです。
映画館でだったらみていられただろうけど、自分の自宅でDVDでではなぁ・・?と。
私がみるDVDは旧式のテレビモニター(何インチかな?とにかく小さい。ましてディジタル画面でもない)で、それにプレイヤーを接続している。
この場合、テレビをみているのと受像体験において、なんら変わらない。
受像体験の違いというのは、映像を視聴覚感受する場合の状況環境の差異をさす。肉体的現実体験ではない。
私の場合、映画館でみるかみないか、の違いくらいだけど。お金に余裕あって自宅に大型ディジタル画面があったりしてまるで映画館内で観るかのごとくに、映像受像体験できる人もいるかもしれない*1


で。
海炭市叙景』をDVDでみたんです。



ダメでした。

早回ししてしまいました。
こういうことは、前にもありました。今はすぐには思い出せないけど。たとえば北野武の映画とか。?

あの間は、映画館で観るからこそのものなのだと、つくづく思ってしまいます。

それに、時間。
海炭市叙景』は二時間以上(確か150分近く)あって、この数字をみた時点でもぉ~~~けっこう萎えていました(*^_^*)
やっぱりでした。
けれど。
始めの方にでてくる兄弟。(兄弟とは知らなかった・解らなかったけど)。
兄 (竹原ピストル)が進水式の進水していく船を見送る顔とか、妹が兄を見つめる顔とか、なぁんか、ひっかかる・忘れられないシーンが、ある、とは思える。

そういえば。
想田和弘氏の観察映画も。
BGMやナレーションや字幕、いっさいなしの観察映画、映像のみでみせようとするドキュメンタリー映画
第一作めの『選挙』をDVDでみた時も、思ったものでした。『やはりちょとしんどいなぁ』と。
二作め『精神』はもっとだった。知的障害者を扱ってるだけによけい!。そういうとこで働いたことある私には、私的に苦しかった。

そんな観点からすると、やはりハリウッド映画はすごい!と思えます。
スピルバーグ初期映画『ジョーズ』や『ET』はいかにもな「さぁ~~~恐がってくださいねぇドキドキしてねぇ」の間が嫌いだけど。DVDでの場合は特に。早回ししたくなる。)

*1:*_*