Eigamuroのブログ

映画は映画館で観たい。なんで? &映画や旅等に関する雑学ノート

僕には旅が必要だった

私は、高校生時代登山部に入っていて、山登りしていた。遥か遠い異国の地に憧れていた。
その後、映画に夢中になった。
それから、海外旅行だった。20歳代は(お金なかったせいもあり)一度インド&ネパールへ行ったきり。30歳代で、パリ&スペイン、カナダ&アメリカ、40歳代でオーストラリア(タスマニア島)、バリ島、グアム島

なんとなく考えた。
私には旅が必要だったんだ、と。
芸能人とか外人とかが自分とは同じ人間には思えなかったし(というより、今から思えば私の方がずいぶんと異質だったんだろと思う。その異質感の原因を精神疾患に求めた。医師の診断を受けたことはないが。幼児期体験により発達障害だったことは間違いないと思っている。自分で。)、 何より、東京に出ていった頃異質感というか疎外感があった。
もう忘れてしまっているけれど、あの感じをどう書いたらいいか……?
まわりに知っている人も場所も何もない・私に関心を向ける人は誰もいない・自分一人だけが取り残されているような・ ほんとに私は存在しているのかどうか判らなくなるような・現実感の欠如・・・
だいたい、池袋や新宿など東京なんて駅周辺しか知らなかったし、東京という所は、人が住み暮らす生活の場所とは思えなかった。遊園地みたいな、お金を持って遊びに来るだけのような所だという感じがあった。(正確には中学生時修学旅行で来てるし、親に連れられて来たこともあったが、その記憶はほとんどない。自分にとっての現実感なき体験は私には記憶として残らなかった。つまり覚えてない。六歳の頃の生母死去・後妻・腹違い弟誕生、あの頃の記憶しかり。)
車の免許をとって、東京で2トントラックの運転手の仕事に就いて、東京中を走り回るようになって、(あの頃は運転が楽しかった。知らない風景を見られるのが。)、東京の地理に詳しくなるにつれ、加えて、いろんな体験をしていって、だんだんに点が面になり広がっていった。
そんなんが、日本や海外になった。

でも、ほんとに見知らぬとこへ行ったのは、インド経由ネパールくらいかも・・?後は知人を訪ねに行ったりセイクレッドランというイベント参加だったり。バリへは合気道しに行ったようなもんだし。
放浪旅とはいえない気がする。
そうして、今からまた行くとしたら、せいぜい10日から二週間程度の海外(旅行というより出張みたいな?)、てなことになる。・・?だろう。(*^_^*)
これでは、私にとっての海外旅行とはいえない。外国とはあくまでも異界であって、非日常なものだった。(山や映画がそうだったように)そこへ行けば(行きさえすれば)自分は違った存在になれる気がしてた。もちろん、そんなことはなかった。たぁだ行っただけではダメなのだった。

……日常生活、。
今は…日常重視、、かな。?(^_^;) 休みをとって遊びに行って、そうしてまたがんばんべぇ、と・・
こうしてみんな暮らしてるんだなぁと。でもやっぱり俺は違うんだと思いたい気もあったりして…