Eigamuroのブログ

映画は映画館で観たい。なんで? &映画や旅等に関する雑学ノート

『パリテキサス』

『パリ テキサス』(1984)をみた。きっかけは、藤原伊織の小説『遊戯』だった。ここに『パリ テキサス』が出てくる。それで、見てみたくなっていた。 ネット内でのビリヤードゲームをやっている本間は、そこで「パリテキサス」というアカウントネームの女性と出会った…

小栗上野介忠順の

一昨日、倉渕村(現在高崎市)へ行く用事があったから、小栗こうずけのすけ、ただまさ、のお墓がある、東善寺にも行って、お参りしてきた。お墓には、今も綺麗なお花が添えられていた。 胴体が(後に頭部も)埋葬された場所に建てられたお墓は、些か高い所にあっ…

僕が旅に出ていくわけは

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1822724925&owner_id=3672419確か、陽水の『心もよう』の、前の歌詞は ♪♪遠くの~町の駅にぃ 下りると~~の後に、 ♪♪僕らが旅に出てゆくわけは 生きてることを感じるためさ だった気がする。不確か。 『心もよう』という題…

私のあたりまえ。海外旅行

初めての海外旅行、インド経由でネパール・トレッキング(行きも帰りもコルカタからだった)から帰ってきてから、箸を左手で持つようにし始めた。 1982年02/27~05/01、私が26歳の時だった。で。海外旅行。 とにかく。外国へはいつも一人で格安航空券で出かけて…

『凍』再読

沢木耕太郎の『凍』(新潮文庫本)を、また読んだ。 あらためて、沢木耕太郎の文章に感心した。この本は、山野井泰史と妙子夫婦のギャチュンカン北壁登攀(と、そこからの生還)の物語。山野井泰史が、どうしてギャチュンカンの壁をのぼろうと思う様になるかのと…

記録と記憶。

私は記録したがる方だった。 写真、日記、記念品、切符、チラシ、テープ等など。なんでも残しておきたくなった。 なぜなら、自分の存在感が素直に信じられなかったから。 そういった記録ものを残しておいてみることで、自分はあの時確かに存在していたと自己…

感覚(体験)、記憶

体験したことが、すべからく、その人の心身に影響を及ぼす、とは限らない、と思う。同じ時空間にいて、同じ体験を共有した者どうしであってもお互いの感覚記憶が同じにはならない様に、その人自身がどの様な状況でどの様なものを見て感じたかで、その人の記…

『植村直己物語』(1986)

DVDで。上映時間二時間。だけど、、感動しました。 脚本が岩間芳樹と佐藤純弥。 やはりうまい、と思った。岩間芳樹、映画の方はさほど多くない。 植村直己という実在した人の人生を物語化する際、どこに焦点をあてるかが鍵になると思うが、この物語は、奥さ…

服部ぶんしょうで考えた

サバイバル登山家なる者がいる。 服部文祥という。彼はどうして都会で暮らしているのだろか? と思った。 猟師になるとか山仕事に就くとかで田舎に住んだらよさそなもんなのに。 彼は若い頃、ヒマラヤ登山もしたことある登山家だったという。確かK2だったか…

『旅行記』もの

旅情報のガイドブックのことではない。 旅行体験記。 これはもぉ、関心がなけりゃ、だから?ってなもんで。 どんなにすごいこと(本人にとっては) をしたとしても、共感をよばなければ話しにならない、だろう。? ふ~~~~ん、あらそう? で終わり。 。? …

『凍』

沢木耕太郎 著 『凍』 (とう)。 新潮文庫。 【最強のクライマー、山野井泰史が妻・妙子と挑んだ魔の高峰は、絶望的状況下で二人に究極の選択を強いた――奇跡の登山行と人間の絆を描き出す。】沢木耕太郎が、山野井夫妻の奇跡の登山行を描く、?――?。 本の後…

憧れ。冒険記

昔々、(私がまだ10歳代だった頃)、 探検や冒険に憧れていた。遥か彼方の異郷の世界。北は浅間山、南に八ヶ岳、山に囲まれた、東信州佐久盆地に生まれ育った私は、その山の向こうを全く知らなかった。そうでなくても、自閉的だった。 小中の頃の思い出はあま…

宮本常一

宮本常一の人物評で、私が一番ひかれたのは、その記憶力に関することだ。 古老たちとかからの聞き取りに、メモさえとらなかった、しかし、後で文章に興した時、抜群の記憶力?を発揮した 、というし、 一度みた景色は忘れない、しかも、その景色の見方が尋常…

旅はバス、か徒歩で・・

もっとずっと若かった頃、車に乗る事がとても楽しかった。 むろん、今でもその気分は残っているけれど、やっぱり仕事となるとそうはいかない。 仕事であっても、見知らぬ所を走るのはおもしろかった。 高校を卒業して、川崎の溝ノ口にあった専門学校に入り映…

そうして

笹本稜平の、『未踏峰』にアスペルガー症候群に関する記述があった。。 ・発達障害の一種。 他人とのコミュニケーションが不得手、他人の感情を理解する能力に欠けている。 ・他人には自分とは違った考えがあるということが理解しにくい。 そして、他人の表…

あの感覚はもうなくなってしまった

今では、現実感の欠如は感じず、、そのせいか、街を歩いていても、なんだかものたりない。?説明が必要だが。うまく書けるかどうか。。 ニューヨークシティを一人で歩いたことがあった。迷子になることなく、まったく問題なかった。 昔の、東京で感じたあの…

旅と映画

私は高いとこがけっこう好きだ。眺めがいいから。 運転も好き!もちろん車の、だけど。 電車でも飛行機でも外が見えていた方のが、だぁんぜんいい。 だから、地下鉄は好きじゃない。バスも・・アメリカでグレハンバスに乗ってた時、夜眠れなかったらけっこう…

僕には旅が必要だった

私は、高校生時代登山部に入っていて、山登りしていた。遥か遠い異国の地に憧れていた。 その後、映画に夢中になった。 それから、海外旅行だった。20歳代は(お金なかったせいもあり)一度インド&ネパールへ行ったきり。30歳代で、パリ&スペイン、カナダ&アメ…

ここではないどこか

『ここではないどこか』、に憧れていた。どこかへ行けばそれで何かが変われると思ってた。 どこかへ行きさえすれば逃げ出せると思ってた。 『ここではないどこか』 遥か彼方の夢の国。 いつも、ここではないどこか・・・ 今ではない、いつか・・童の心で、憧…